鏡の法則がおかしいとは?本当の意味をスピリチュアルでわかりやすく
よく知られている心理学の鏡の法則には,
「当たっている」と思う部分もあれば,
「そんな事はない」と受け入れられないものもあると思います.
今回, 「そんな事は受け入れられない」の方にフォーカスして,
この「鏡の法則」を少し自由にお話を広げていきたいと思います.
そして後半には, 見えない世界の話, スピリチュアルな観点からいくつか表現したいと思います.
キーワード・テーマ・考えること
普通は・既知はつまらない・心理学・違和感・感情代弁・具体的に何が違うか・はっきりした違い・境界線・複眼的に近づく・
カスタマイズする事・本質はどういう事・何をしたいか?・鏡を使いこなす・新しい鏡・心の鏡が輝くとき
鏡の法則がおかしいと思う点とは?
ごくごく一般論としての「鏡の法則」とは
まず一般的によく知られている「鏡の法則」というのは, 「現実は自分の心を映し出す鏡である」という考え方です.
要は「周りの人たちは自分自身を映し出す鏡ですよ」という捉え方です.
例えば,
・相手の言動にイライラしたり, 過度に反応してしまうと思ったとき, それは自分の中に似たような問題を抱えていたり, その事を認めたくはないというジレンマを抱えている.
・相手への不満やトラブルを自分の内面の問題として向き合ったときに相手との関係性が改善することがある.
そんな事が一般的には言われています・・
相手の嫌な部分・否定したい部分が実は自分の中にあって, そしてそれを自分のものとして受け入れた時に相手の嫌だった部分が気にならなくなる・・
過去のつらかった感情や昔のトラウマとなっていた出来事から解放されて以前より過剰反応しなくなる・・
らしいです・・
心理学的に鏡の法則を活かすのがピンと来ないとき
思い当たる節があればそうすればいい
変わろうと思って取り組んで, 悩んでいた状況が改善できたら素晴らしい事だと思います.
ピンと来なかったら・期待しなければいい
それとは反対に自分を許すとか受け入れるとかという設定に違和感や抵抗感を覚える方も私を含めていらっしゃると思います.
理屈で生きている訳じゃないと思える方や直感的に合わないと感じている人たちです.
周りが自分の心を映し出している?だから?
それでも
自分を変えようにはならない
個人的には, 人間・心から変わろうと思えるのはよっぽどの事があった時しかないのかなと思っています.
向き合わざるをえない状況になった時のみ
一択です.
魔法のツールでないなら・どうします?
何かを受け入れて克服した気持ちになったとして,
しばらくしてから, また同じような状況に遭うときが来るでしょう.
また同じような反応をしてしまった, 相手に同じようにコントロールされてしまった.
結局, また委縮して何もできなかったというような体験をしてしまった. それはやはりショックだと思うし, ちょっと落ち込んでしまうと思います.
曖昧な設定よりも腑に落としていくこと
必要なのは, 繰り返すネガティブな感情に
自己改善とか周囲の状況を期待するのではなく,
過去のトラウマが何だとか探るのでもなく,
何度もそうなる自分を認識する事でいいのかなと思います.
情けないと思う自分を, 毎回つらいと思う自分に絶望する事です. これが自分を認める事・許す事に一番近いように思います.
難しい表現ですが,
期待しないこと・希望を持たないところから始まる何かがあります.
もっと分かりづらく表現するならば,
そうなってから初めてそうなるです.
見えない世界の話を持ち出すなら,
つくづく絶望する自分を心置きなく味わい尽くす事で浄化されていくということです.
簡単に鏡の法則で悩むのはおかしい
周囲の状況が悪いのは自分のせいのワナ
人よりも共感能力が高いと思う方や
感性が細やかな方,
周囲のネガティブ感情に超敏感に反応してしまう方は
なかなか普通では気がつかない所まで気がつく事ができる人です.
リスク管理がうまくて
危険察知能力に優れています.
そんな素晴らしい能力の持ち主ですが,
周囲を察知するアンテナ機能があまりに優れているため,
些細なもの・余計なものまで大事に拾ってしまう可能性があります.
せっかく上手くいっている事があったとしても
一つの事でダメージを受けやすい.
よくよく冷静になって振り返ってみれば
案外自分は正しくやっていたりするものでもあります.
それだから余計に混乱してしまう・・
ネガティブなイメージが自分自身にどうしても罪悪感・脅迫感を生じてさせてしまっているから,
もうこれは仕方ないこと.
でも一方で, 落ち込む内容は大した意味がなくて,
しょうもないレベルの話である事も確かなんです.
どうしても怯えてしまう心があるなら,
そのどうしようもなく怯える自分を胸の中でグゥッと感じ切ってみましょう.
頭ではなくて胸のところで感じきるんです.
励ましもない, 希望もない所で
ただただツラいなと感じるその自分を認識するんです.
ただただツラくて泣いたって別にいい・・
不思議なのですが,
少ししてくると自然と湧き上がる感情が出て来ます.
あー, あいつはカスだな
と抵抗なく思える自分ができたりします
自分で禁じていたものが取れたのかもしれません.
少しずつ自分自身が出来上がって来るのだとも思います.
本当の意味で鏡の法則の影響を受けない人の特徴とは?
周りの人たちは自分自身を映し出す鏡であると仮定したとき,
まったく周囲に影響を受けない人がいます.
それは自分の興味のあること, 関心のあることに没頭している人です.
自分が満足しているので, まず外に求めることがありません. 無意識に反響して自分がネガティブになる必要がないんです.
すべての時間を没頭して過ごすとかそういう極端な話ではありませんが,
日常生活の中で自分にとってどんな場面があるか,
どんなとっておきが自分にはあるか,
心の中で問い掛けてみるのは面白いかもしれません.
自分にとって特別なもの・好きなものというのは
意外と知っているようで知らないものでもあったりします.
根底にある価値観というのが人にはあったりします.
あー自分はこういうのが好きなんだなぁ
こういうものに価値を感じているんだなぁ, と
ではどうすれば自分が意識をしている価値や好きなものを知る事ができるのでしょうか?
鏡の法則を使って
自分を探ってみましょう
鏡の法則をカスタマイズする=自分の価値観を知る方法
自分の心の鏡を使いこなす話
例えばのお話です.
ホームセンターで売っている4,000円の電気スタンドと
デンマーク製の14万円する電気スタンドがあります.
(上の商品です)
同じように灯って明るくなるのですが,
この値段の違いは何でしょうか?
それが機能性だとか, ブランド力だとか, 素材が違うとか色々な言いようがあるかもしれませんが,
この大きな価格差の意味について,
自分ならどんな事ならその価値の差を認める事ができるでしょうか?
ひと言にして表現するとどうでしょうか?
その言葉はあなたにとって意味を持つようになるでしょう.
私の場合, それは気品でした.
この価格差にあるのは気品があるからだと自分には感じました.
これが私にとっての価値観になります.
それを知ったときに私はいろいろな所で気品があるものに興味を持っている事に改めて気づく事ができました. そして自分がそれに飽きない・没頭できる関心事であったりします.
人によって, 価値の捉え方がそれぞれ違うのが当たり前です.
元々, 興味がない話なんてザラにあります.
ただ自分の好きなものに触れている中で
自分を知るのは素敵なことに思います.
ネガティブなものに反応して
自分の不満にフォーカスするより
良質の物を通して自分の価値観を知っていくのはアリだと思います.
鏡の法則をスピリチュアルでわかりやすく
さぁ, それではスピリチュアル的な部分も含めて, 見えない世界・新しい視点で3つご紹介したいと思います.
・波動の話
・魂グループの話
・魂の輝きの話
鏡の法則;鏡で自分の波動を知る
波動というのは
その人から出ている雰囲気といいますか
その人から発しているエネルギーの特徴のようなものです.
波動はその人の思考や抱いている感情・意識などに関係していて,
実は相互に影響を与えています.
また周囲に対しても少なからず影響を与えています.
波動には高い・低いがあって,
例えば
波動が高い人の特徴
穏やか・前向き・安心できる
表情が明るい・楽しそう
健康的・喜びを感じる事が多い
落ち着いている・運が良い
素直・品がある・行儀がいい
波動が低い人の特徴
愚痴・悪口をよく口にする
常に不満や不安を口にする
イライラしている・すぐ怒り出す
すぐ落ち込む・表情が暗い
不愛想・重たい雰囲気がある
被害者意識が強い・ツキがなさそう
などがあります.
波動が相手の鏡面になるとき
波動についての認識がないとしても,
何となく雰囲気が重い人だなとか,
なんか一緒にいたくないなぁとか,
そういう人とは無意識に近づかなかったり,
距離を置いたりするものです.
それは無意識のうちに相手の波動の違いを体感しているからで,
一緒にいるとその波動の影響を受けてしまうのを知っているからです.
波動が周りの現実を反映させるとき
一方で, 自分の波動が下がる時,
たとえば体力的に疲弊している時や長時間の対応で気疲れしてしまっている時,
おのずと愚痴っぽくなったり, ちょっとした事で気に障ってしまう事が出てきたりします.
他には, 周囲で出くわす人が大声を出していたり, 愚痴を言っているようなシーンをよく見かけたりします.
そんな時は, あー今, 自分は疲れているんだなと認識する事ができます.
自分の波動の状態を周りの状況を見て知る事ができるのです.
もちろん, 家で美味しいものを食べて, お風呂につかって, ゆっくり休息を取れば,
エネルギー回復するので, 波動は本来のレベルに戻ります.
波動は人以外にも
空間であったり, 場所であったり
石や樹木など
さまざまな対象から感じ取る事ができます
微細なものに集中して感じ取るというよりかは
別の感覚から合わせるといいますか
うまく説明できるものではありませんが
人は無意識のうちにこの波動というものを認識していると思います.
同じ波動のものに反応しやすいならば
それで立ち位置を知るという感覚はアリだと思います.
鏡の法則;魂グループのちがい
仲良くなるのに時間がかからない
人との間に特別な線引きをするわけではありませんが,
もともとの相性のようなものがあります.
人には大まかに分けられたグループがあって
それぞれのグループが同じの人・近い人とは自然と一緒にいたり, 集まったりします.
例えば, 大人数が集まって活動するとき
不思議とグループの同じ人たちが近くにいる現象が生まれます.
はじめはどういう意味なのか分かりませんでしたが,
自分のグループの人・グループが近い人というのがだんだんと分かってくるようになります.
反対に遠くの場所や離れている所にいる人とは
グループが少し違うなと思う方が多いです.
絶対というものではありませんが
無意識にそういった傾向が出てくるので毎回 興味深く感じています.
なぜそうなるのか?
相互に何かを認識しているのかもしれません.
これを知っておくと例えば、
愛想が悪いなぁと感じる店員さんやモヤっとするスタッフさんとかと会ったとしても,
グループとしては遠いなぁと何となくわかるので,
それ以上, 不服に思わないし, 気にする事がなくなりました.
その方が自分にとって腑に落ちるからです.
見えない世界をお話する前提にこの腑に落ちるという感覚が中心になります.
腑に落ちる感覚がなければ,
それは自分にとっては正確なものではないという事です.
ただ腑に落ちるのはあくまで個人の話なので
話せば話すほど・・
皆さんの見解・常識の世界から遠く離れていくリスクもいっぱい持ち合わせています.
ややこしく感じられると思いますが
自分がどう感じたかでもう十分なのだと思います.
鏡の法則;あなたの心の鏡が輝くとき
魂という言葉を自分の魂と置き換えるとき,
なじみがないと思います.
魂を一言でいうなら, あなたの本質です.
周囲に投影されているものを読み解くよりかは,
自分自身が何を望んでいるかです.
どんな生き方がしたいのか,
魂の望む方向に進むというのは,
自分の内側から湧き上がる本当の望み・やりたい事を体験していくという事です.
実は鏡の法則を使って, あなたの魂の輝きについて知る方法があります.
近しい友人や家族と話しをしているときに
ふと相手がとても生き生きとした表情で話をするのを見ることがあります.
あるテーマになったとたんに相手は目を輝かして夢中になって話している.
顔からあふれんばかりの楽しさ・喜びが伝わってくる・・
これこそがその人にとっての魂が喜んでいることなんです.
あなたはどんな時にどんな話をしている時に
魂が輝いていると思いますか?
最後にエピソード談;全無視すればいい
一昔前に Jリーグの試合会場でチームの選手ロッカー室の前に立っていた事があります.
試合後のスタッフ・選手の出入りを管理していました.
少しして一人私服に着替えた選手らしい人がロッカー前までやってきて,
チームのコーチたちが出てきて談笑をしていました.
私の立っている目の前で話をしていたのですが,
どうもコーチの人たちは彼に気を使っているように見えました.
その私服の男性はそのチームの元選手で対戦相手チームに移籍した後らしい.
ただその選手はケガから復帰したばかりのようで
試合には出ていなかったようでした.
少ししてコーチたちは自チームのロッカー室に戻っていきました.
私服の彼も帰るのかと思いましたが,
なぜかそのまま離れることはありませんでした.
ちょうど別の方向からインタビューを終えて帰るTVのスポーツキャスターの方たちが遠くに見えました.
彼は威勢よく彼らに久しぶりと声を掛けるのですが,
キャスターの人たちの反応とはまったくの温度差があり,
どちらかと言えば彼に対して関心がないようでした.
やがて人もいなくなり, 周辺には私と彼だけになっていました.
その方は以前, 日本代表にも選出された事のある有名なFW選手でした.
サッカーにあまり詳しくない私でもTVやCMで観た事がある人でした.
誰もいない中, おもむろに私の目の前の柵にもたれ掛け,
頭をもたげながら独り言のように話をするのでした.
大ケガから復帰してきたこと,
自分は本当にコンディションがいいということ,
移籍先の監督には試合に出すからと,
控えの選手と一緒に状態を上げるように言われて,
若手を指導しながら, 今までで一番最高の状態にしてきた.
だけど, 結局, 試合には出させてくれなかった.
俺は本当に状態はいいんだ.
30cm真下に彼の頭のうなじが見える中で,
彼は本当に困っているように見えました.
移籍先のチームでは出場できず,
元のチームからも相手にされず,
以前, 付き合いがあったメディアからは関心を持たれず・・
うーん落ち目だなぁ,
なんで目の前でそういうものを見させられるのだろう?
当時, 不思議には思いましたが, 人に話せる内容ではなかったので私はそのまま忘れていました.
そんな事があってから,
それから2年後, ある休憩所か待合室にいたときでした,
おもむろにTVの試合中継の音声がどこからか聞こえてきました.
その日はJリーグのリーグ優勝を掛けた試合で,
首位を独走していたあるチームがそのまま試合を優位に展開していました.
そんな状況の中である聞き覚えのある選手の名前が聞こえてきました.
あの時の頭をもたげながら弱気になっていたあの人だ,
あの時から2年後には JリーグのチャンピオンチームでFWとして活躍していたとは夢にも思いませんでした.
あの時, 彼は自分を信じていたし, 諦めていなかったんだなと,
雰囲気はチャラくてもやる事をやったんだなとスゴイなと思いました.
周囲の評価がどうであれ, 自分のコンディションは今までで最高だと言い聞かせた先にあった景色なのだと思います.
周囲の冷やかな反応など, 全無視していたのだと思います.
偶然に彼の名前を象徴的な試合の中で知ることができました.
こういう事には見えない世界では意味があると考えます.
自分のこととして, 目的を途中で諦めないでという事かもしれませんし,
これを読んでいただいたあなたへのメッセージなのかもしれません.
ありがとうございます.
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